こんにちは、YURIです🌞
今回は、アメリカ留学やカナダ留学を検討している人向けに、アメリカ留学とカナダ留学の違いを複数の観点から比較してまとめました!
- アメリカ留学とカナダ留学の違い
- 英語環境の違い
- 治安
- 大学の数・教育の質
- 交通手段
- 日本の食品や日本製品の手に入れやすさ
- 宗教

筆者は、カナダとアメリカのどちらにも留学した経験があります。
カナダには語学留学で、アメリカにはビジネス留学で行きました。
この私が、分かりやすく解説します。
英語環境の違い
アメリカ英語もカナダ英語も、どちらも独特のアクセントなどはないので、ノーマルな英語を学ぶことができます。
一方で、カナダは英語初心者・留学初心者に向いており、アメリカは英語中級者に向いていると言えます。
その大きな違いは、ワーキングホリデーを受け入れいている国か、受け入れていない国かという違いがあります。
カナダは、ワーキングホリデー制度を設けているため、英語力に関係なく世界中から人美が集まってきます。
飲食店でもワーキングホリデーで働いている人も多く、英語初心者でも怖気付かずに英語を話せる機会は比較的多いです。
英語が第二言語の者同士でも理解し合えるので過ごしやすいです。
一方で、アメリカはワーキングホリデーを受け入れていません。働くには労働ビザが必要で、大学で一定期間勉強が必要です。
この点からも、英語を当たり前に話せる人がカナダに比べて比較的多いです。
街地で買い物する際や、飲食店に行っても、英語ネイティブの方や、アメリカ在住歴の長い人に対応してもらうことが多いです。
海外留学が初めてで、英語が本当に不安!ということであれば、最初はカナダ留学がオススメです。
しかし、英語に自信は無いけど、ネイティブとたくさん話して英語力を伸ばしたい!より厳しい環境で英語力を高めたい!という人であれば、初心者に関係なくアメリカに行くのが良いでしょう!
治安の違い
治安は、カナダの方が良いです。
大きな違いは、アメリカは銃社会であり、カナダは厳格な銃規制がされている国であるという点です。
カナダでは銃の所持には免許が必要です。Canada Firearms Safety Courseというコースを修了する必要があり、そこで初めて銃の所有が許可されます。
一方、アメリカでは州によって銃規制の法律も異なりますが、州によっては拳銃の自由所持や携帯が認められている州もあり、カナダよりも銃規制は緩いです。
アメリカでは銃所持が学内に侵入した際の避難訓練が行われたりもします。
日本でいう地震の際の避難訓練のような感覚で行われますが、それだけ起こる確率が高いということですよね。怖い気もしますね。。。
インディアナ州で拳銃の所持が許可された話


カナダ新たな銃規制の法律

大学の数や教育水準の違い
大学の数はアメリカの方が多いため留学の際の選択肢も多いと言われています。
具体的には、アメリカには4年制大学が約2300校、カレッジも含めると約4000校あります。
一方、カナダは約90校の大学があり、日本と比較すると人口当たりの大学数は少ないと言われています。
交通手段の違い
アメリカもカナダも車社会です。田舎の地域に留学する際は、車を持っている方が移動しやすいです。
公共交通機関は、アメリカは都市部には、バスや電車があり発達しています。
カナダは都市部には都市圏独自の鉄道が、また都市部関係なく、ほとんどの地域にバスがあるので、車を持っていない場合には、バスでも移動が可能です。
また太平洋や大西洋に面した地域では、フェリーの使用が可能です。

日本製品・日本食の手に入れやすさの違い
日本製品について
アメリカ、カナダともに、日本の食品が売っているスーパーや、100円ショップのダイソー、無印良品などがあります。
日本の食品が売っているスーパーは、アメリカだと①MitsuwaMarketplace、②Tokyo Central、③NIJIYA MARKET 、④Seiwa Market ⑤Uwajimayaが有名どころです。

カナダにもアメリカ同様に、日本の食品が売っているスーパーが多くあり、有名どころは都市によって違います。
■バンクーバー

■トロント

■モントリオール

日本食について
アメリカ、カナダともに、日本食レストランは豊富にあります。
特にカナダでは、ワーキングホリデーで滞在している日本人は、日本食レストランで働いている人も多くいます。
カナダには全体で2635店舗日本食店があります。特にバンクーバーとトロントに集中しており、バンクーバーには約850店舗、トロントには約1,070店舗あります。焼肉屋さんの牛角や、ラーメン屋さんの山頭火、寿司屋や居酒屋もあります。
アメリカには全体で18,000店舗日本食店があります。(平成30年時点)中でも、カリフォルニア州、ニューヨーク州、フロリダ州に日本食レストランが多い傾向にあります。
海外で日本食を食べるのは通常よりは値段は高くつきますが、日本食がどうしても恋しくなった時に飛び込めますね!
宗教の違い
アメリカもカナダも移民を受け入れている多民族国家であるため、様々な宗教を持つ人が共存しています。宗教や価値観に対しても非常に寛容です。
アメリカの3大宗教は、キリスト教・イスラム教・仏教です。
中でもキリスト教はもっとも信者が多く、国民の75%を占めるといわれています。
また上記の3大宗教以外にも、ユダヤ教やモルモン教の信者、無宗教の人もいます。
ユダヤ教は、エビやイカ、豚肉を食べることができないという食べ物に関する制限があります。
またモルモン教も、禁酒や婚前交渉の禁止など厳しいルールが決められています。
3大宗教の信者に比べて数は少ないですが、様々な宗教の信者が共存しています。
カナダでは、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教・無宗教に分けることができます。
特にキリスト教信者が多く、カナダの人口全体の3分の2がキリスト教信者と言われています。
ユダヤ教徒はカナダ全体で見ると少数派といわれていますが、モントリオール周辺にはユダヤ人が多いエリアがあります。
また無宗教の人も比較的多く、人口全体の約2割を占めています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アメリカ留学とカナダ留学、どちらにしよう!と悩んでいる方の助けになれば嬉しいです🌞
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